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診療の補助拡大、「責任は医師」が大半◆Vol.2

医師調査 2015年9月13日 (日)  成相通子(m3.com編集部)

Q.2 「診療の補助」を看護師が行った場合、誰の責任になるか決まっていますか。 (%は、医師、看護師のそれぞれのnに対する割合) Q.1で病院勤務の医師(302人)と看護師(238人)に対し、ここ2,3年で看護師の「診療の補助」の種類が増えたかを尋ねた(『「診療の補助」、増加は2~3割』を参照)。そのうち、「増えた」と回答した医師(70人)と看護師(65人)に対して、「診療の補助」の責任の所在について聞いた。 両者ともに多かったのは、「指示をした医師」と「場合による(医師に及ぶこともある)」。近年増えた「診療の補助」に対して、医師が何らかの責任を負っているケースが多いことが分かった。 医師の回答で最も多いのは「指示をした医師」で、医師のうち44.3%に当たる31人が選んだ。次いで多いのは「場合による(医師に及ぶこともある)」が25.7%の18人で、合わせると7割近くに。 一方、看護師の回答で多かったのは「場合による(医師に及ぶこともある)」で、看護師のうち29.2%に当たる19人が選んだ。次は「指示をした医師」で26.2%の17人だった。 両者の回答が食い違ったのは、3位の選択肢。看護...