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生涯の恩師は3人、墓参を欠かさず◆Vol.29

スペシャル企画 2015年9月29日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

――北島氏は1941年生まれ。この8月で74歳になった。非常に健康で、学内外の活動に精力的に取り組む。 2000年に日本外科学会の会頭を務める直前にアニサキスで入院した以外は、大きな病気はしていません。 大学までは野球部でしたが、それ以降はあまり運動をしていなかった。再び運動を始めたのは、1991年に慶應の教授として戻った時です。まず朝か夕方、時間がある時に、家の周りを1時間早足で歩くようにした。しばらくして、スポーツクラブに通い始め、いろいろなマシンを使った運動と、水泳を始めた。今は水泳だけにしています。土曜日か日曜日には大抵、まず1200メートルくらい歩いて、その後、1000メートルをクロールと平泳ぎで泳いでいます。 ――北島氏のお子さんは2人。 私が結婚したのは、川崎市立病院に勤務していた1969年、28歳の時です。1975年にハーバードに留学した際、子どもは3歳と5歳。うち1人は今、外科医として働いています。私は外科医になるよう言った記憶はありませんが、自然と外科医を目指すようになりましたね。 毎年末、恩師の土屋雅晴・慶應大名誉教授の墓参は欠かせない。2014年12月31日撮影...