1位トヨタ記念病院、2位名古屋第一日赤

2014年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」で、中部・甲信越・北陸10県の臨床研修病院で、「1位希望人数」が最も多かったのは、トヨタ記念病院（愛知県豊田市）となった。トップ10のうち7つは、愛知県の病院が占めた。 ランキングは中部・甲信越・北陸10県の大学病院本院を除いて、「1位希望人数」を基に作成（大学病院分院は含む）。 1位のトヨタ記念病院では、4月の“入社”直後の5日間は「導入教育」として、基本的な医療実習だけでなく、トヨタ自動車の新入社員用テキストを利用したビジネス教育を行うといった特色がある。トヨタ自動車本社と共通の食堂を使えるなど、「企業mind（トヨタway）の行き渡った院内で社会人のスキルが学べる」とアピールしている。 2位は名古屋第一赤十字病院（愛知県名古屋市）が26人、3位は富山県立中央病院（富山市）と愛知県厚生連安城更生病院（愛知県安城市）の両病院が24人となった。富山県立中央病院は昨年度の10人から大幅に増え、トップ5では唯一の愛知県以外となった。2015年8月からドクターヘリの運航を開始し、初期研修医は2年次に同乗研修を行うなど多様な救急症例が学べる。5位...