1位大阪市立総合医療センター、2位神戸・中央市民病院

2015年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」で、関西の2府4県の臨床研修病院で、「1位希望人数」が最も多かったのは、大阪市立総合医療センター（大阪市）となった。トップ10のうち6つは、大阪府の病院が占めた。 ランキングは滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の大学病院本院を除いて、「1位希望人数」を基に作成（大学病院分院は含む）。 1位の大阪市立総合医療センターでは、定員15人に対して、44人が応募し、全国でも8位の人気だった。同センターでは、十三市民病院・住吉市民病院などの関係研修協力施設と連携し、大阪市民病院機構全体で教育する体制を取っているとアピールする。 昨年の関西圏1位だった神戸市立医療センター中央市民病院（神戸市）は37人で2位だった。3位に26人は大阪警察病院（大阪市）、淀川キリスト教病院（大阪市）、5位に20人で大阪府立急性期・総合医療センター（大阪市）と、大阪市内の大病院が続いた。 「1位希望人数」が10人以上だったのは計34病院で、2014度から1つ増えた。地域別では、大阪府16病院、兵庫県8病院、京都府6病院、滋賀県、奈良県が2病院、和歌山県が1病院...