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「所見みて ああこの人か 思い出す」◆Vol.11-2

医師調査 2016年1月16日 (土)  成相通子(m3.com編集部)

医師川柳の第2弾では「患者と医師」をテーマにご紹介します。高齢社会の中で、医師と患者の関係も変化しています。医師の高齢化を皮肉った一句、高齢化とともに進む貧困問題と医療を象徴する内容や、患者からの印象的な一言などを盛り込んだ句が寄せられました。 【医師と患者の関係】 所見みて ああこの人か 思い出す 街中で あいさつする人 患者かな? 脈をとる 私の脈が 速くなり 頑張れど 患者に上手く 届かない またひとつ 患者さんに 教えられ 患者様 医者もいつかは 患者様 医師とても 避けられぬのは 死の病 患者より 大事なことが この稼業 患者のため はかった便宜が 命取り 【患者の一言】 お大事に 患者が告げる 診察後 コンピュータが 患者でないわ 私診て 我がカルテ 患児に言われた ミミズの絵? 処方薬 お金ないのと 間引きされ 金がいる 診察しても 治らない 薬代 給料こえて 支払えず 【最近の患者】 抗生剤 出さぬと患者に 叱られる 子の病気 気にするしないは 親次第 なんでかな 外人だらけの ER 急患は たまにしか乗らない 救急車 【高齢化】 臨終に けちをつけるは 遠縁者 病院は...