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「20年後のドクター像を描く」、座談会◆Vol.1

スペシャル企画 2016年2月2日 (火)  聞き手:橋本佳子(m3.com編集長)、まとめ:成相通子(m3.com編集部)

20年前の1995年、14.5%だった高齢化率は2015年に26.0%になり、2035年には33.4%に達するとみられている。急激な人口構造の変化とそれに伴う疾病構造の変化、社会の変容の流れの中で、「治す」医療から、「治し支える」医療への変化が進み、医師に求められる役割が今後、大きく変わることが予測される。 その一方で、技術革新による「医療」の変化も目覚ましい。ゲノム医療や再生医療、遠隔診療、人工知能による診療補助、ICT技術の活用など、さまざまな医療イノベーションの発展と普及が期待されている。 さらなる技術革新と大きな社会変容を経て、今後20年後の「医療」と「医師」に求められる役割はどのように変化していき、その中で医師はどんなキャリアを描いていけばいいのか――。東京大学大学院教授の渋谷健司氏を司会に招き、若手・中堅の医師6人に語ってもらった(座談会は、2015年11月30日実施)。1回目は、参加者のプロフィールを紹介する。全10回の連載予定。 2015年11月30日に東京大学大学院教授の渋谷健司氏(中央)と医師6人にお集まりただき、“20年後のドクター像”について伺った。 日本海総合...