m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|私の医歴書◆...>国際外科博物館“殿堂入り”はチームの栄誉◆Vol.24
2016年2月24日 橋本佳子(m3.com編集長)
――二村氏がメスを置いたのは、今から4年前の2012年3月。愛知県がんセンター総長と愛知県病院事業庁長を併任していた時代だ。名大病院長時代も、また愛知県がんセンター総長時代も、手術は続けていた。そもそも名大病院長時代は、国内だけでなく、海外からも多くの胆道がんの患者が来ていたので、やめるわけにはいかなかった。病院長時代も、外来は週1日、手術は週3日やっていた。私が一番専門にしていた胆道系の手術は難しいものばかりで、10時間以上はかかる。朝から手術を始めて、翌朝までかかったこともある。午後9時過ぎ...
座右の銘は「忍苦精進死而後己」◆Vol.27 2016/2/27
外科医の評価、日本は低すぎる◆Vol.26 2016/2/26
全日本医師柔道大会、1989年から連続出場◆Vol.25 2016/2/25
国際外科博物館“殿堂入り”はチームの栄誉◆Vol.24 2016/2/24
外科教授、手術下手では勤まらず◆Vol.23 2016/2/23
腹腔鏡事故、「逃げない、隠さない、ごまかさない」◆Vol.22 2016/2/22
「職員の半分が支持」で改革は進む◆Vol.21 2016/2/21
「胆道がん手術は、お前しかできない」◆Vol.20 2016/2/20
「患者不在のベッドコントロール」にメス◆Vol.19 2016/2/19
「俺の体を使って、実験しろ」と恩師◆Vol.18 2016/2/18
「5%成功の可能性があるなら、手術を」◆Vol.17 2016/2/17
名大第一外科教授に就任、「大河ドラマを」◆Vol.16 2016/2/16
UCLA留学の最大の成果は「柔道」◆Vol.15 2016/2/15
塩野谷教授、「一升瓶片手に論文読む」◆Vol.14 2016/2/14
外科手術向上に必須の「三要素」◆Vol.13 2016/2/13
「二村先生、出血が止まりません」◆Vol.12 2016/2/12
卒後6年目、名大第一外科に入局◆Vol.11 2016/2/11
手術の次に大事なのは「記録」◆Vol.10 2016/2/10
手術は逃げるべからず、「鐶語録」◆Vol.9 2016/2/9
がん研で「別次元の手術」に出会う◆Vol.8 2016/2/8