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横倉日医会長、2016年度改定会見

レポート 2016年2月12日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

2月10日に2016年度診療報酬改定が答申されたのを受け、日本医師会長の横倉義武氏は記者会見し、社会保障・税一体改革の一環として実施された今改定は、地域包括ケアシステムの構築に資するとし、改定の内容には、5つのポイントがあると解説した(『横倉日医会長、「2016年度改定の5つのポイント」』を参照)。 三師会合同で行われた横倉会長の記者会見の全文をお届けする。 【三師会合同で行われた横倉会長の記者会見の全文】 昨年の12月21日に、2016年度診療報酬改定は、厳しい国家財政の中で、診療報酬本体は0.49%増と決定し、それを受けて、中医協ではそれまで2年間かけて行ってきた議論を踏まえて、年明けから具体的な配分の議論を行ってきた。 2014年度診療報酬改定は、国民との約束である社会保障・税一体改革に基づき、その第一歩を踏み出したものであった。2016年度診療報酬改定は、その改革を継続する次の一歩として、2018年度の医療と介護の同時改定に向けてタスキをつないでいかなければいけない。 昨年より、地域医療構想の策定に向けた具体的な取り組みが始まっているが、そろそろ各地域において、地域包括ケアシス...