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若手医師の労働時間、改善傾向◆Vol.1

医師調査 2016年5月2日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)

2025年に向けて医療提供体制が大きく変わろうとしている中で、将来を担う若手医師「U35ドクター」はどのように働き、どのようなキャリアアップを模索しているのだろうか。2013年に実施した医師調査「今どきの『U35ドクター』」から3年、m3.comでは改めて若手医師に現在の働き方や将来像を尋ねた。 調査は35歳以下の医師を対象に2016年1月26日~2月6日に実施。500人から回答を得た。2013年の調査(1月25日~1月26日に実施、35歳以下の勤務医296人から回答)の調査結果と比較しつつ、紹介する。 Q1 平日1日当たりの平均労働時間を教えてください。 2016年では最多は34%の「8-10時間」、次いで「10-12時間」の32%、「12-15時間」の21%となった。10時間以上働いている割合は56%で、2013年の61%からわずかに減少。最も多い分布の2013年の「10-12時間」から2016年は「8-10時間未満」に移っており、若手医師の労働環境が改善傾向にあることがうかがえる。 ■回答者の属性 現在、1日10時間以上働いている? 投票受付中!...