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2016年度改定、4割が60点以上の評価◆Vol.1

レポート 2016年3月4日 (金)  成相通子(m3.com編集部)

中央社会保険医療協議会総会が2月10日に答申した2016年度診療報酬改定。同日から2月26日にかけてm3.com意識調査(計7回)を実施した。内容を5回に分けて紹介する。 2016年度改定は、厳しい財源の中で、基本的な点数は総じて据え置きで、一部の重点課題を手厚く評価。一方で薬価や多剤投薬などに切り込んだ。改定の「総合点」について、m3.com意識調査の回答者のうち、4割が60点以上を付け、まずまずの評価といえそうだ。 ※各質問に関するコメントは意識調査の結果ページ下部のコメント欄で、全てが閲覧可能です。現在も書き込めますので、ぜひ感想をお寄せください。 第1回調査(『あなたの注目の項目は?』)では総合点と注目項目について尋ねた。総合点は60~70点台を選んだ会員が最多で36%。40~50点台が35%、20~30点台が14%、80~90点台が6%と続いた。開業医と勤務医を比較すると、60点台以上は開業医が33%だったのに対し、勤務医は46%で、勤務医の方が比較的高い評価をしていることが分かった。 注目項目1位は職種別に分かれた。開業医の1位は「かかりつけ医の評価の充実」で45%が選択。...