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7対1病床、44%が「削減すべき」と回答◆Vol.2

レポート 2016年3月6日 (日)  成相通子(m3.com編集部)

中央社会保険医療協議会総会が2月10日に答申した2016年度診療報酬改定。同日から2月26日にかけてm3.com意識調査(計7回)を実施した。そのうち第2回、第3回調査の結果を紹介する。 総じて2014年度改定の方向性が維持された2016年度改定で、大きく要件が変わったのが7対1入院基本料。中医協では、医療費削減と医療機能の分化・強化のため、「7対1入院基本料の算定病床」の大幅な削減を求める支払側とそれに反発する診療側で激しい応酬が展開された。意識調査では、7対1病床を「削減すべき」の回答者が44%を占め、「削減すべきでない」の回答者(30%)を上回る結果に。現場では、「他の病床でも診られる患者が入院している」と感じている医療従事者も多いようだ。 ※各質問に関するコメントは意識調査の結果ページ下部のコメント欄で、全てが閲覧可能です。現在も書き込めますので、ぜひ感想をお寄せください。 第2回の調査(『7対1入院基本料の削減、賛成?反対?』)では、7対1入院基本料の算定病床について削減の是非を尋ねた。「削減すべき」を選んだ44%のうち、その理由については、「他の病床でも診られる患者が入院し...