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残薬、82%が「重要な課題」と認識◆Vol.5

レポート 2016年3月21日 (月)  成相通子(m3.com編集部)

中央社会保険医療協議会総会が2月10日に答申した2016年度診療報酬改定。同日から2月26日にかけてm3.com意識調査(計7回)を実施した。そのうち第5回、第6回調査の結果を紹介する。 2016年度診療報酬改定では、残薬や長期投薬が「適正化」のターゲットになった。残薬や長期投薬は一定程度の必要性を認める声もあるが、意識調査の回答では、82%が「残薬の是正は重要な課題」と認識し、59%が「長期投薬は是正すべき」と回答。今改定の方向性が支持される形となった。 ※各質問に関するコメントは意識調査の結果ページ下部のコメント欄で、全てが閲覧可能です。現在も書き込めますので、ぜひ感想をお寄せください。 第5回調査(『残薬は問題か、否か?』)では、残薬を「医療現場が取り組むべき重要な課題」とすることについて、賛否を尋ねた。82%「大いに賛成」もしくは「一定程度賛成」を選んだ。 (回答者総数は2363人で、開業医525人、勤務医1273人、歯科医師15人、看護師25人、薬剤師482人、その他の医療従事者43人) さらに、処方せんに新設される残薬対応の欄について、想定される使用方法を医師に質問した(任...