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「医師不足ではなく、勤務医不足」「全職員の生活の質向上を」◆Vol.10-2

医師調査 2016年3月15日 (火)  高橋直純(m3.com編集部)

Q 勤務先や周辺医療機関で不足している医療職があれば、お選びください。【複数選択】 調査結果は「被災地、「看護師」「医師」不足が深刻◆Vol.10-1」を参照。 ■人材確保に関する取り組みがあれば、お教えください。 【岩手県】 ・専門職が圧倒的に不足、看護師が一番不足。 ・まず、救急に対応できる医師の絶対数が、極めて不足している。 ・大学などに派遣要請しても公立病院優先で得られず。しかも、大学の業務拡張のあおりで引き上げをくらっている。地域枠で入学した学生がそろそろ地域病院に派遣される時期に来ていると言われているが、その分、医局は引き揚げるのではないかと思われる。まして、民間病院に地域枠卒業生が派遣されるとは思えない。岩手県は県立病院の発言権が非常に強くて、医局のジッツ病院でもローテションすることさえも困難である。派遣を止める一方で、止めた医師の補充すら非常に困難。 ・岩手県外にいる岩手県出身医師にユーターンを求める機会を作っている。 【宮城県】 ・仙台市内なので、不足は感じない。 ・あきらめています。 ・看護師も薬剤師も仙台市にばかり集中する。仙台市で供給過剰でも田舎では全く足りない...