1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「面接で人格も」×「学力試験で十分」、医学部入試を巡る意見◆Vol.1

「面接で人格も」×「学力試験で十分」、医学部入試を巡る意見◆Vol.1

レポート 2016年3月20日 (日)  高橋直純(m3.com編集部)

Q ご自身の職種を養成する学校への入試として、理想的な選抜方法があれば教えてください。 意識調査「医学部入試、理想の選抜法は?」の結果はこちら⇒「医師の7割が、医学部入試に「面接必要」」 「面接で人格も」×「学力試験で十分」、医学部入試を巡る意見◆Vol.1 「メディカルスクール制の導入を」「古典の教養必要」◆Vol.2 「折り紙を折れるか」「順天堂の先駆的試験見習え」◆Vol.3 【面接試験についての賛否】 ・まずは人格かと思います。面接はいかなる職種にも必要です。第2に専門各種に関連あるペーパーテスト、そして簡単な論文(何故その専門職を選ぶのか等)。【開業医】 ・医師は必ずしも研究者になるわけではなく、卓越した特殊技能と記憶力・判断力が要求されるわけではない。奇抜な、非常に高度な入試問題を解く脳力は必要としない。つまり普通の常識的な脳力でよい。入試は共通一次で良い。必要なのは医師として、医療従事者としての適性を持つ学生を選ぶか、どのように見抜くかである。高校でトップであるから、東大理三に受かるから医者になる、のでは適性は判断できない。医師適性検査が必要である。入試の前に適性検査を受...