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ドクターショッピング、患者負担増を◆Vol.9

スペシャル企画 2016年3月26日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

◆医療機能の分化:患者教育が不可欠 【病院】 ・二次救急の負担が大きすぎる。二次救急で受診する患者の大部分は一次救急のレベルであり、ごくまれに三次救急が入っている。そうすると三次救急の患者の見逃しなども起きやくなる。救急受診の抑制方法も考えてほしい(40代、200床~500床未満) ・(1)救急車は原則有料化とする、(2)救急外来における休日・時間外加算分などは、全額自己負担とする、(3)生活保護患者においても、窓口での医療費負担を強制する(40代、500床以上) ・健診代わりに無駄、過剰な検査を要求する患者が多い。断るとクレームを付けてくる場合もある。検査費用は一律に、いったん窓口で全額自己負担としてほしい。その後の患者への返金は、保険支払機関が決めればよい。つまり保険支払機関の審査は、医療機関への支払い審査ではなく、患者への返金可否を審査する仕組みに変えた方がよい(50代、200床~500床未満) ・「大安に退院したい、週末に退院したい」という患者都合で追加される数日分の入院費は、非保険でよいと思う(40代、500床以上) ・大病院受診が問題というよりは、一人で多数の病院、医院を受...