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マイナンバーで医療の“無駄”排除◆Vol.10

スペシャル企画 2016年3月27日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

◆医療費抑制策:無駄排除、予防医療充実、救急車の有料化 【無駄排除】 ・医療費については、混合診療の適応を真剣に議論すべき。また、マイナンバーを活用して、複数の医療機関から類似薬が処方されたり、生活保護受給者が無制限に受診したりするのを管理すべき。医療提供体制については、人口当たりの医療機関数を調整するのもいいが、各医療機関の活躍度・貢献度にはかなり差があるので、一概に数で判断するのは危険。それより、各専門医数を制限したり、初期臨床研修時からその後の各地域・各診療科への適正分配を真剣に考えるべき(30代、500床以上) ・社会的入院の数・入院日数が多すぎると思います。これを減らす必要があるように思います(40代、200床未満) ・無駄な処方(複数施設からの重複処方、不適切な処方)を監視するシステムの構築。時代に逆行するが、乳幼児、小児の自己負担は増やし、コンビニ受診を減らす。一方で、予防医学の治療費は無料とする。喫煙者は、たばこ関連疾患に対する治療を保険適応外とする(40代、500床以上) ・マイナンバーを医療にも適応拡大し、全国どこの病院・診療所を受診しても過去の検査歴や処方歴を把握...