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先発薬と後発薬、同価格かつ安価に◆Vol.14

スペシャル企画 2016年4月10日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

◆後発医薬品:質の担保求める声 【使用を促進】 ・公務員は一律ジェネリックにする(50代、診療所) 【使用に抵抗、質の担保を】 ・臨床試験を行っていないジェネリックの使用は少し抵抗がある。特許期間の切れた先発薬剤の薬価を後発薬剤と同程度にすることはできないのかと思う(30代、500床以上) ・ジェネリック医薬品の品質をもっと厳しく審査して向上させると、普及しやすい。オーセンテックジェネリックがもっと普及してほしい(40代、500床以上) ・後発品の使用を推奨する以上は、後発品の品質をもっと向上させるべき。厚生労働省は先発品と同等と言っているが、効能が先発品の80~125%の範囲であれば認められているので、下限を下回らないようにしているところが多いと推測されるほど、効能が劣っている(40代、200床未満) ・後発医薬品の品質保証を国が行い、安定供給できれば後発医薬品の処方を増やすが、現状では命に関わるような薬の後発品は使いたくない(50代、200床未満) ・ジェネリック医薬品の推進を図るのであれば、その質の担保をしっかりとすることが必要。医療関係者が自らジェネリック医薬品を服用するくらい...