横倉日医会長、3期目の出馬表明

3月27日に開かれた第136回日本医師会臨時代議員会で、日医会長の横倉義武氏は「来期も会務運営に当たっていく」と述べ、3期目の日医会長選挙への出馬を表明した。6月に任期満了に伴う日医会長選挙が行われる。 日本医師会の横倉義武会長は「元気に回復した」と笑顔を見せた。 冒頭のあいさつで横倉会長は、2年前の臨時代議員会での発言に引き続き、「日本の医療システムが真に世界を安心へと導くモデルになるよう努めたい」と目標を述べ、かかりつけ医を中心とした「まちづくり」、変革期を担う人材育成の視点に立った「人づくり」、医療政策をリードしつづける強い医師会への「組織づくり」の3つに注力するとした。 「出馬表明」と明言 横倉会長は、代議員会後、記者らの質問に答え、「来期も会務運営に当たっていく」とあいさつしたことについて、今年6月に行われる次期日医会長選挙への出馬表明であると説明。6月5日に選挙対策本部を設置する予定であるとした。会長選挙を含む日医役員選挙は6月上旬に公示、6月25日に実施予定だ。立候補に当たり、副会長や常任理事などの執行部を維持するか変更するについては、「今からしっかり考える」と答えるにと...