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医学部コアカリキュラムの改訂始まる、6年ぶり

レポート 2016年3月31日 (木)  高橋直純(m3.com編集部)

文部科学省の「モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会」(委員長:永井良三・自治医科大学学長)と「モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会」の2015年度第1回会合が3月30日に開催され、6年ぶりの改定となる医歯学教育のモデル・コア・カリキュラム(コアカリ)の改訂作業が始まった。改訂 におけるキャッチフレーズとして「多様な医療ニーズに対応できる医師・歯科医師の養成」が提案された。 モデル・コア・カリキュラムは2001年に策定され、これまでに2007年、2011年に改定されている。2017年3月までに新たな改訂案を作り、2017年度中に各大学はそれを受けたカリキュラムを作成。2018年度から新カリキュラムによる教育を実施する。 専門研究委員会では、医学教育で斎藤宣彦・公益社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構副理事長、歯学教育では前田健康・新潟大歯学部長がそれぞれ選任された。 今後は6月15日に歯学教育の専門研究委員会、7月6日に医学教育の専門研究委員会、7月27日に医学部長などを対象とした「医学・歯学教育指導者のためのワークショップ」を開催する。2017年3月...