m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|私の医歴書◆...>「1年目が何を言うか」「筋は通る」◆Vol.10

「1年目が何を言うか」「筋は通る」◆Vol.10

2016年4月10日 橋本佳子(m3.com編集長)


――初めて受け持った患者の経験を通じて、研究の重要性、面白さを知った。急性肝炎で入院していた20代後半の女性でした。回復期にあり、退院を判断するに当たり、ICG(インドシアニングリーン)検査を実施しました。肘の静脈にICGを注射し、15分後に採血をします。ICGが10%以下なら肝臓が正常に機能している証拠。ところが、その患者さんは84%と高く、愕然としました。この検査は採血の時間厳守が重要なので、「やはり新人はダメだな」と先輩から怒られました。しかし、先輩が行ったところ、今度は96%とさらに高か...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

私の医歴書◆浅香正博・北海道大学名誉教授に関する記事(一覧

教科書は「学ぶ、応用する、作り変える」◆Vol.30 2016/4/30

“大学病院の危機”、現実に◆Vol.29 2016/4/29

臨床研修必修化、「パンドラの箱を開けた」◆Vol.28 2016/4/28

趣味は畑仕事、予定はテニス優先◆Vol.27 2016/4/27

北海道医療大学の学長、2016年4月に就任◆Vol.26 2016/4/26

「検診重視のがん対策」から予防に転換を◆Vol.25 2016/4/25

皆既日食は「2戦2敗」、三度目の正直で◆Vol.24 2016/4/24

北大看護部門にメス、三大改革を敢行◆Vol.23 2016/4/23

北大病院長時代「つぶされてたまるか」◆Vol.22 2016/4/22

Lancet論文、ピロリ菌除菌の適応拡大に貢献◆Vol.21 2016/4/21

「胃がん予防、ピロリ菌除菌で可能」を証明◆Vol.20 2016/4/20

「ピロリ教」との仇名にも屈せず◆Vol.19 2016/4/19

北大第3内科教授に就任、人事には苦労◆Vol.18 2016/4/18

ピロリ菌、「何だ、これは?」が第一印象◆Vol.17 2016/4/17

「浅香君、サウジアラビアに行かない?」◆Vol.16 2016/4/16

米国留学、1年半に8論文の成果◆Vol.15 2016/4/15

初の海外学会、教授が質問を通訳◆Vol.14 2016/4/14

「何人も失敗に終わったテーマ」で学位取得◆Vol.13 2016/4/13

研修医時代の症例ノート、「貴重な宝物」◆Vol.12 2016/4/12

「生化学を3カ月間研究」で学位取得遅れる◆Vol.11 2016/4/11