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東北医科薬科大学、一期生100人が入学

レポート 2016年4月5日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

東北医科薬科大学は4月5日、2016年度の入学宣誓式を仙台市内で行い、新設医学部医学科の第一期生100人が医師への第一歩を踏み出した。新設医学部が新入生を迎えるのは、1981年の琉球大学医学部以来、35年ぶり。東北薬科大学は4月1日付で、東北医科薬科大学に改称した。 理事長・学長の高柳元明氏は、「いまだ東日本大震災からの復興は道半ば。長年の医療人養成の実績を持ち、また被災地にある大学として、医学部新設は本学が果たすべき重要な使命であり、東北地方の復興を支援していく」と決意を新たにし、医師不足の現況と今後の高齢社会を踏まえ、意欲を持って地域医療に貢献できる医師養成を目指す。「疾病の予防から、各疾患に適切に対応できる幅広い臨床能力を持つ総合診療医を育てる。学生一人一人の志、所期の目的を達成できるよう、教職員一同で取り組んでいく」(高柳理事長)。 東北医科薬科大学理事長・学長の高柳元明氏 入学生代表として医学科の諏訪内智子さんは、同大学への入学は「衷心の喜び」と語り、「本学学則を固く守り、人格の陶冶に務め、学業に専心する」と宣誓した。 入学生代表として宣誓する諏訪内智子さん 来賓として、宮城...