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DPC病院、II群は140施設、41施設の増

レポート 2016年4月14日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は4月13日の会議で、2016年度改定後のDPC病院のIIが従来の99施設から41施設増え、140施設になることを公表した。大学病院本院に当たるI群は、東北医科薬科大学が4月からの医学部新設で、同大病院本院が加わり81施設、III群は1446施設。DPC病院は、合計1667施設で、2015年4月の1580施設から、87施設増(資料は、厚生労働省のホームページ)。 診断群分類は、支払い分類ベースでは計2410(2014年4月比で101増)。2016年度診療報酬改定からは、糖尿病、肺炎、脳血管疾患の3疾患を対象として、入院患者の重症度を考慮した評価手法として、CCPマトリックスが導入、その結果、DPC総数は4918となった(『DPC見直し決定、診療実態をより評価した体系へ』を参照)。 DPCでは、高額な検査などを行う入院については、入院初日に高い点数設定がされ、2日目からは下がる支払い方式(点数設定方式D)がある。対象の診断群分類は2014年4月の33から、今改定で39に増加した。 DPC制度は、医療機関別に設...