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内科専門医、「研修施設ゼロ」の2次医療圏は1カ所

レポート 2016年4月17日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

4月16日に東京都で開催された第113回日本内科学会講演会の新・内科専門医制度説明会「~内科専門医研修プログラムのことを中心に~」で、2017年度開始予定の内科専門医の研修プログラムの参加施設は、現行よりも大幅に増加し、344の2次医療圏のうち343にわたり、全国各地域で内科専門医の研修が進む予定であることが報告されたが、出席者からは数多くの質問が出て、新専門医制度に対する不安や懸念がいまだ根強いことが明らかになった。 日本専門医機構理事長の池田康夫氏は、新専門医制度の地域医療への影響を懸念する声を受け、厚生労働省に制度の検討の場が設けられていることを踏まえ、「厚労省での議論の推移を見守りながら、新しい制度の開始に向けて準備していきたい」とあいさつ(『新専門医、「議論の順番が違う」と異論』を参照)。 日本内科学会認定医制度審議会会長の横山彰仁氏は、新専門医制度に関して「危惧・批判されてきた点」を挙げ、それらを払拭するために説明に努めた。例えば、「サブスペシャルティの取得が遅れる」との声に対しては、最短では内科専門医3年間、内科系サブスペシャルティ2年間の計5年間、初期研修を含めて合計7...