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医療事故、4月のセンター報告は34件

レポート 2016年5月10日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医療安全調査機構は5月10日、4月1カ月間の医療事故調査制度における医療事故調査・支援センターへの事故報告件数は34件、2015年10月の制度開始からの7カ月間の累計では222件に上ることを公表した(資料は、同機構のホームページ)。3月の相談件数は48件と多かったが、それ以外は30件台の月が多い。 相談件数は129件で、7カ月間の累計は1141件。制度開始直後は多かったものの、ここ数カ月は130~140件台に落ち着いている。 院内調査を終え、その結果がセンターに報告されたのは16件、累計は66件。日本医療安全調査機構が行うセンター調査の依頼は4月はなく、今年1月と3月に1件ずつあったのみで、累計は2件(『医療事故、3月のセンター報告は48件』を参照)。 医療事故の報告件数の病院・診療所別、診療科別、地域別の傾向に変化はない。 7カ月間の累計で見ると、222件の内訳は、病院202件、診療所20件。診療科別では、最も多いのが外科35件、内科34件が続き、以下、整形外科25件、産婦人科17件、消化器化16件など。 地域別では、多い順に、関東信越93件、九州35件、近畿34件、東海北陸27...