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政治家、「非常に責任の重いお役目」 - 自見はなこ・日医連推薦候補者に聞く◆Vol.4

インタビュー 2016年5月29日 (日)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

ただその間、“かばん持ち”をしていても、父や母のそれまでの苦労を見ており、政治家は非常に責任が重い職業なので、絶対にならないと言うか、そもそもなれるものではない、と自分に言い聞かせていました。ある意味、封印していたのです。 結局、父は2013年7月の参院選には立候補せず、政治家人生を終えたのですが、その後に受けたのが「ハワイからの電話」です。先にもお話しましたが、その電話は本当にものすごく衝撃的で、「なんだろう、これは……」と落ち込みました。もしこの電話がなかったら、私は日本医師連盟の推薦候補者公募に応募することはなかったと思います。父の手伝いが一段落したので、虎の門病院の常勤医に戻ろうと考えていたからです。 ――日本医師連盟の推薦を受けるきっかけは。 父の“かばん持ち”が終わり、常勤医に戻るまで、ぽっかり半年間、空いた時期があり、ずっと前からやりたいと考えていた夢を実現するために動きました。それは「病院の中に喫茶店を作る」という構想です。 医療者から、患者さんの方に「リーチアウト」する場が、病院の中にほしいと思っていたのです。分かりやすく言えば、「Medical Book 健康カフェ...