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“浪人中”の3年間、充電の日々 - 梅村聡・おおさか維新の会・参議院比例代表支部長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2016年5月14日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

前民主党政権時代、厚生労働大臣政務官を務めたものの、2013年7月の参議院議員選挙で落選、その後、民主党を去ったのが、梅村聡氏。今年2月に「おおさか維新の会」の公認を得て、大阪府選挙区から比例代表(全国区)に変更、今年7月の参議院議員選挙で再起を目指す。 梅村氏は内科医。約3年の“浪人生活”の間、何を考え、どんな活動をしていたのか、現状の医療や社会の問題をどのように捉え、なぜ「おおさか維新の会」からの出馬を決意したのか――。梅村氏に率直に語っていただいた(2016年4月30日にインタビュー。計5回の連載)。 ――まずこの3年間、どんな活動をされ、何を考えてこられたのかをお聞かせください。 「浪人中」に考えた一つが、女性医師が実際に働いてもらう環境を作る大切さです。 梅村聡氏 2015年9月に、大阪市の「阪急十三(じゅうそう)駅」の駅前に、「よどがわ内科クリニック」を開設しました。医療法人適塾会の理事長は私で、自ら出資し、運営面にかかわり、また外来業務も行いますが、院長はまだ幼稚園のお子さんを持つ女性医師です。思い切って街に出てきて、診療所での診療や在宅医療に関わった方が、女性医師は活躍...