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おおさか維新の会から出馬、二つの理由 - 梅村聡・おおさか維新の会・参議院比例代表支部長に聞く◆Vol.2

インタビュー 2016年5月18日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――「おおさか維新の会」の公認決定のあいさつを記した文章には、「熟慮の結果、自らの進むべき道は国政しかない、と考えた」とあります。2013年7月の参院選で落選後、再出馬するかどうかはかなり迷われたのでしょうか。 ゼロベースで考えました。 ――それは臨床医に完全に戻るということですか。 それも選択肢の一つでした。ただ「もう一度、やろう」と思ったきっかけの一つは、(2014年の通常国会に)医療介護総合確保法案と称して、19本の法律案がまとめて国会に提出され、一括して審議、採決されたことです。あり得ないこととは思いますが、国会戦術上の話なので、そこは譲って「良し」としましょう。けれども、法案の国会審議で、まともに問題点をえぐり出し、審議した国会議員はいなかったように思います。時間がなかったかもしれませんが、今の与党がそれを許したのでしょう。 国会審議が十分でなかったのなら、せめてメディアに、「私はここが問題だと思っている」などと訴える国会議員がいてもいい。けれども、それもなかった。 「次世代への重点的な投資」と「「日本の政治文化を変える」という二つの点で政治姿勢が一致したことが、「おおさか維...