1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 四病協が日本専門医機構に「質問状」

四病協が日本専門医機構に「質問状」

レポート 2016年5月26日 (木)  成相通子(m3.com編集部)

全日本病院協会会長の西澤寛俊氏が5月25日に会見し、日本専門医機構に対して四病院団体協議会として質問状を提出することを明らかにした。同日の四病協の総合部会で決定した。また、同日の総合部会で、厚生労働省の専門委員会で委員長の永井良三氏(自治医科大学学長)が提出した新専門医制度に関する“私案”について「議論はまだ早い」「違和感がある」など批判的な意見が出た。 質問状では、(1)日本専門医機構の社員の在り方について、(2)四病協からの理事が1人から2人に増えた経緯、(3)理事の選考委員会について――の3点を機構に問い質す。 (1)について、四病協は機構に1社員として参加しているが、当初から4つの団体(日本病院会、日本精神科病院協会、日本医療法人協会、全日本病院協会)がそれぞれ1社員として参加したいと要望しており、それが認められない理由を質問する。(2)は、四病協の理事が4月の社員総会で1人から2人になったことについて、「こちらからは要望していない。増えた経緯が不透明だ」(西澤氏)として、その経緯を尋ねる。 (3)に関しては、日本専門医機構が6月に開催予定の社員総会と理事会で、理事や理事長、副...