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臨床研究規制「官僚の責任逃れ」「ルール違反の罰則を強化」

レポート 2016年5月28日 (土)  高橋直純(m3.com編集部)

Q日本の臨床研究の在り方についてお考えをお聞かせください 調査結果はこちら⇒『「医療従事者の7割が「臨床研究の経験あり」』 【規制・ルールは重要】 ・日本の臨床研究の信憑性が問題になっているのは、大変ゆゆしき問題と感じています。これまでの不備を出来るだけ是正して、より適切なものになるように願っています。【開業医】 ・どうしてもお金が絡むので資金の管理、途中途中のチェック(効果判定も含めて)を行うこと。【勤務医】 ・研究登録制を観察研究にも拡げる。【勤務医】 ・ルールを守っての臨床現場主導の臨床治験の拡大が、新しい治療開発につながると思います。【勤務医】 ・しっかりとしたルールを作り、ルール違反の罰則を強化したらいいのでは。あたりまえだが患者さんの利益のために正々堂々と研究をするべきでしょう。日本の臨床研究の信頼を取り戻すためには、20年以上かかるでしょう。【開業医】 ・世界水準で考えれば、ルールとしては妥当と思われる。逆にルールに従っていない研究は、今後主要な国際誌には採択されなくなると思われる。現在の日本における問題は、医師以外のスタッフ(事務、統計学者など)による臨床研究のサポート...