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2035年の医療、若手医師の半数が「悪化」と予想◆Vol.16

医師調査 2016年6月29日 (水)  高橋直純(m3.com編集部)

Q 20年後、つまり「2035年の医療」は、現状と比べてどうなっていると思いますか。 「2025年問題」とは、団塊の全世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になる超高齢化社会の到来を差すが、さらにその10年後、今のU35世代が第一線で活躍し、各組織の要職を占める時期に当たる「2035年」の医療状況について尋ねた。現状と比べて、「悪くなっている」が41%、「とても悪くなっている」が5%で、ほぼ半数が悪化すると予想。「変わらない」が31%、「とても良くなっている」が2%、「良くなっている」が21%だった。 Q 20年後、つまり「2035年の医師の給与水準」は、現状と比べてどうなるとと思いますか。 同じく2035年の医師の給与水準については、「悪くなっている」が49%、「とても悪くなっている」が6%で、過半数が悪化すると予想していた。医療状況全体より、給与水準が悪化するという意見が大勢だった。...