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日医役員選挙、会長選は横倉氏と石井氏の一騎打ち

レポート 2016年6月15日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

任期満了に伴う日本医師会役員選挙の候補者が6月15日に締め切られ、会長候補者に現職の横倉義武氏のほか、現日医常任理事の石井正三氏が立候補、一騎討ちになることが決まった。会長選挙戦は3人が争った2012年以来。投開票は、6月25日の日医定例代議員会で行われる。それ以外の副会長、常任理事、理事、監事、裁定委員については、いずれも立候補者と定数は同数で、事実上確定した。 副会長候補は現職3人で、中川俊男氏、今村聡氏、松原謙二氏が続投。常任理事候補者の10人のうち、7人は現職、3人が新人だ。 日医役員選挙は6月1日に公示、石井氏は6月4日に、横倉氏は6月5日にそれぞれ事務所開きをしていた。石井氏は、選挙がなく議論がないまま日医の方向性が決まることを問題視、「現執行部内の議論は不十分」と出馬理由を説明(『「現体制は議論が不十分」、日医会長候補の石井氏』を参照)。横倉氏は、組織強化と政策提言能力の充実を訴え、3期目の日医会長を目指す(『「全医師が結集する組織に」、横倉日医会長が3期目目指す』参照)。 副会長のほか、常任理事の候補者10人は、いずれも横倉氏が「キャビネット(役員)」として公表したメン...