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池田理事長、「新理事に推薦されても辞退」

レポート 2016年6月20日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構の第12回理事会が6月20日に開かれ、理事長の池田康夫氏は理事会の席上、「新執行部の理事として推薦されても、辞退する」と表明した。理事会後、m3.comの取材に答えた。同機構の役員の任期はこの6月末で切れ、新役員の選考が現在進められている(『日本専門医機構の新理事候補、来週にも決定か』を参照)。池田理事長は、2014年5月に発足した日本専門医機構の初代理事長で、前身の日本専門医制評価・認定機構時代から理事長を務めていた。 池田理事長は、「研修プログラム制とサイトビジットという、専門医養成のプラットフォームを作り、一応の役割を終えた。あとは次の執行部に委ねたい」と語った。 なお、同理事会では、2015年度の事業報告,収支決算書についての承認などを行った。新役員は、「役員候補者選考委員会」を経て、6月27日開催の日本専門医機構の社員総会で決定する予定。 第12回理事会は、約2時間にわたって開催された。 ◆池田康夫・日本専門医機構理事長に聞く 「専門医養成のプラットフォームを作った」 私たちは、グロ―バルスタンダードの良質の専門医を養成するために、(機構発足後の)この2年間議論...