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2016参院選の医師候補、当選は10人中5人

レポート 2016年7月11日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)、橋本佳子(m3.com編集長)

第24回参議院議員選挙の投開票が7月10日行われ、比例区で当落が注目された、日本医師連盟推薦の自民党の自見はなこ氏は21万562票を獲得して初当選を果たした。一方、おおさか維新の会から出馬した、元厚生労働大臣政務官で医師の梅村さとし氏は、政界復帰を目指したが、落選に終わった。 自見氏は「しっかりとした下働きをしていける存在になりたい」と今後の活躍を誓った。日本医師連盟会長の横倉義武氏は、長い選挙戦をねぎらい、万歳三唱の音頭を取った。もっとも、2013年の前回参院選で、日医連推薦の羽生田たかし氏(自民党)は約25万票獲得、早々に当選確実を得たのに対し、自見氏は票が伸び並んだことから、必ずしも満足の行く選挙結果とは言えず、関係者からは悔しさの言葉も聞かれた(『「日医連の力を示すことが重要」自見はなこ・参院比例代表候補者』を参照)。 梅村氏は前回参院選では、民主党から大阪選挙区で出馬したものの落選。今回はおおさか維新の会に所属政党を変え、比例区から出馬したが、再び涙を飲んだ。梅村氏は「考え得ることは全てやったので、後悔はない。いい選挙戦だった」と振り返った。 比例区では、そのほか4人の医師が...