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横倉日医会長、“オール医療界”の90万票超をアピール

レポート 2016年7月13日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長の横倉義武氏は7月13日の定例記者会見で、7月10日に投開票された第24回参議院議員選挙を振り返り、日本医師連盟推薦の自見はなこ氏が獲得した21万562票について、「十分ではない。日医連は、医政活動の在り方を再検討し、早急に改革する必要もあると考えている」とする一方、日医連推薦の議員が前回参院選で当選した羽生田俊氏と2人になり、「車の両輪で取り組んでもらいたい」と期待を込めた。 さらに、医療・介護関係団体の推薦候補者、7人中6人が当選したことを評価、自見はなこ氏以外の議員とも協力して、国民医療の実現を進めていくとした。7人の候補者の得票数は90万票を超えることから、横倉会長は、「国民の医療や介護への関心が高いことの表れ。国民の期待の実現のために、社会保障の充実が重要であることをさらに理解してもらえるよう、働きかけをしていきたい。自民党には、“オール医療界”で判断してもらいたい」との方針を掲げた。今回選挙で当選した、公明党(比例区)の秋野公造氏、熊野正士氏、民進党(選挙区)の桜井充氏、足立信也氏の名前も挙げ、医師資格を持つ議員が複数当選していることも強調した。 直面する重要...