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給付型奨学金の是非「医師なら必要ない」「経済力が学力左右」

レポート 2016年7月23日 (土)  高橋直純(m3.com編集部)

Q給付型奨学金の在り方や教育と経済力の関係などについてご意見があればお寄せください。 意識調査「給付型奨学金、拡大すべき?」の結果はこちら⇒医学部合格、86%が家庭の経済・教育環境が「影響」 【自身の体験から】 ・私の大学生時代の授業料は年間1万2000円であった。家庭教師のアルバイトが週1万円くらいはあったこと、および奨学金が月6000-8000円くらいであったことより、実際的には奨学金の有無が学業、学生生活に大きく影響することはなかった。大学の寮に入っていた友人の話では寮費は光熱費込みで月3000円程度ということで、これらの費用負担で、生活、学業が可能であるならば、必ずしも給付型の奨学金は必須ではないのではないかと思う(私自身は、かなり貧困な家庭であったが、奨学金はいただくことなく、卒業できた)。【開業医】 ・自分は家が貧乏だったが、国立医大に合格したので授業料免除を受け、ほとんど金を使わずに医師免許を取った。最近の世の中の連中が給付型奨学金と声高に叫んでいるが、全て甘えである。勉強もできず遊ぶために大学に進学するような輩に金を出す必要は一切ない。医学部も同様である。国立に行く学力...