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熊本地震、台湾医師会から2000万円の支援金

レポート 2016年7月28日 (木)  高橋直純(m3.com編集部)

日本医師会は7月27日、定例記者会見で熊本地震でのJMAT(日本医師会災害医療チーム)活動を7月16日に終了したことを報告した。台湾医師会からは2000万円の支援金が寄せられた。 JMATでは4月24日の78チームを最大に、これまでに568チームを派遣した。派遣人数は延べ2556人で、内訳は医師750人、歯科医師17人、看護職員647人、薬剤師144人、事務318人、その他医療関係職種680人。常任理事の石川広己氏は今回のJMAT活動の特徴について、(1)東日本大震災時よりJMATの名前が浸透、(2)災害前から九州医師会連合会で相互支援協定を締結、(3)兵庫県医師会、沖縄県医師会などが現地のコーディネーター役を担った――などを挙げた。 反省点としては、「役割を発揮したいとして血気盛んな人がいて、県の枠組みを使わず駈け出してしまった」とし、二次災害の危険性などがあることからJMATの枠組みを使うことを徹底したいと述べた。 台湾医師会から2000万円の支援金 日医に寄せられた支援金は総額4億7407万9529円。内訳は台湾医師会から2033万1674円、台北市医師会から331万4550円、...