1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「卒業してからも付き合える仲間ができる」

「卒業してからも付き合える仲間ができる」

医師調査 2016年8月10日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

体育会系か文化系かを問わず、医学生時代に部活動に参加する一番のメリットを聞いたところ、最も多かったのは「卒業してからも付き合える仲間ができる」で25.1%と、4人に1人が挙げた。日々の練習に加え、合宿などで寝食を共にし、いざ大会を迎えれば、団結して試合に臨むという生活を通じて、さまざま仲間が得られる意義は大きいようだ。2位は、「上下関係がその後の職場で役立つ」、3位は「チームワークを学べる」だった。「メリットはない」との答えは、2.6%と少数にとどまった。 「所属医局は、部活動の先輩から声をかけられ、決めた」との声も時々聞かれる。今回の調査でも、「卒業後の職場や医局選択に部活動(体育会系、文科系を問わず)での人間関係は影響はあったか」との質問に、「非常に影響があった」(23.6%)、「少しは影響があった」(33.6%)を合わせると、57.2%に上った。 部活動の経験をポジティブに受け止める医師が多い現状から、「部活動(体育会系、文科系を問わず)は学生時代に所属しておくべきか」については、「所属しておくべきと思う」が66.2%と高率で、「どちらとも言えない」も28.9%と3割を占めたが、...