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「退職金が雀の涙」「身近に“老害”を経験」

レポート 2016年8月21日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

Q ご自身の老後、リタイア後の生活、医療者の定年などについてのお考え、不安、他の医療者に聞いてみたいことなどがあれば、お書きください。 ◆m3.com意識調査「何歳まで現役で仕事を続ける?」の結果はこちら ⇒ 医師「70歳まで現役」が最多、薬剤師は「65歳」 【勤務医】 ◆勤務医の悲哀?さまざまな不安 ・医局ローテで転職を繰り返していた結果、退職金が雀の涙……。なんだか意外と損してるなぁ。 ・3年ごとくらいに職場が変わるので、退職金も期待できないし、年取って突然辞めさせられたらと思うと金銭面で不安です。 ・公的医療機関では、65歳になっています。勤務医の場合、十分な年金や退職金も通常ありませんから、何らかの形で「医師」で稼なければなりません。その土地の事情(東京、地方都市、政令市、離島 etc)、診療科目で再就職状況は異なると思います。実際に探すと、大変です。内科の場合、老体には無理な要求をされます。 ・国全体が不安なので、医師だけ言っていても無理でしょう。ただ、勤務医で一生懸命がんばった人をのんびりやっている人と差を付けて、老後を楽させてあげたいと思います。 ・金がないから働き続ける...