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医科歯科大副学長、「医学部の序列」を説明

レポート 2016年8月24日 (水)  高橋直純(m3.com編集部)

東京医科歯科大学の田中雄二郎副学長(医療・国際協力担当)は8月23日に開催した記者懇談会で「医学部の序列とは」と題し、日本の医学部の中で同大の立ち位置について説明した。 田中氏は冒頭、週刊ダイヤモンドの2016年6月18日号「最新医学部&医者」特集の中で、「(医科歯科大は)慶応大よりずっと下に格付けされてしまう。千葉大の下、筑波大の少し上辺りになるだろう。難易度と格付けの逆転現象が起きており、『日本で最も損な大学』と言われている」という記述を紹介。次いでインターネットのQ&A;サービス「Yahoo!知恵袋」での「医科歯科大と慶応大医学部のどちらが難しいか」という質問を紹介。実際に同大の学生に聞き取りをした結果として「本学を辞退する人が一定数、少なからずいることは事実で、それは慶応大に行くしかないと思うが、両大学を合格した学生の6-8割は本学を選択しているのでは」と述べた。 週刊ダイヤモンドの特集で「東大、千葉大、慶応大の3大学が首都圏の学閥を支配している」と記載していることに対しても、「院長が出身大学だから関連病院という時代ではない」と断った上で、15人の東京都立病院長のうち、医科歯科...