m3.com トップ>医療維新>レポート|医療裁判の判...>研修医、非専門医の急性心筋梗塞見落としの責任は?

研修医、非専門医の急性心筋梗塞見落としの責任は?

長崎地裁の和解を詳報 、5300万円請求に対し解決金400万円

2016年10月23日 高橋直純(m3.com編集部)


長崎市立市民病院(現・長崎みなとメディカルセンター市民病院)で診察に当たった研修医らが適切な診断を行わなかったことが原因で患者女性(死亡時63歳)が直後に死亡したとして、遺族が病院を運営する市立病院機構に約5300万円の損害賠償を求めた訴訟は2016年6月、長崎地裁(田中俊行裁判長)で和解が成立した。病院側が解決金400万円を支払い、遺憾の意を示し、医療安全体制を構築する内容だった。ポイントとなったのは、診察に当たった研修医、および循環器専門医でない内科医が、結果として急性心筋梗塞の兆候を見逃し...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

医療裁判の判決詳報に関する記事(一覧

過失相殺または素因減額すべきとは言えず-長崎地裁判決◆Vol.6 2019/9/23

平均仮眠3~6時間の当直業務は全体が労働時間-長崎地裁判決◆Vol.4 2019/9/13

宿日直55回、オンコール81回、8カ月間で-長崎地裁判決◆Vol.3 2019/9/8

時間外労働時間や安全配慮義務で対立-長崎地裁判決◆Vol.2 2019/9/5

33歳男性医師の過労死、1億6700万円の賠償命令-長崎地裁判決◆Vol.1 2019/9/2

診療契約解除の「やむを得ない事由」あり-静岡地裁判決◆Vol.5 2019/3/11

「診療継続求めた場面で拒否」は応召義務違反に当たらず-静岡地裁判決◆Vol.4 2019/3/7

渡航移植の事実、問診中に把握-静岡地裁判決◆Vol.3 2019/3/4

肺がん見落としで河北医療財団と杉並区を提訴、1609万円請求 2019/2/28

浜松医大「応召義務の適用場面でない」と主張-静岡地裁判決◆Vol.2 2019/2/8

渡航移植後の継続治療「拒否」は応召義務違反か-静岡地裁判決◆Vol.1 2019/2/5

麻酔濃度管理で「注意義務欠いていた」-東京地裁判決を詳報◆Vol.5 2018/10/1

鑑定人医師らの見解も不一致-東京地裁判決を詳報◆Vol.4-2 2018/9/30

証人医師らの見解は一致せず-東京地裁判決を詳報◆Vol.4-1 2018/9/29

同様の麻酔事故で指摘された教訓は-東京地裁判決を詳報◆Vol.3 2018/9/23

重症児の麻酔、適切なリスク管理とは-東京地裁判決を詳報◆Vol.2 2018/9/22

重症心疾患男児の心カテ検査時に過失か-東京地裁判決を詳報◆Vol.1 2018/9/19

時間外手当は273万円、同額の付加金も-一審~差戻し控訴審詳報◆Vol.5 2018/6/1

最高裁は「時間外手当、年俸に含まず」-一審~差戻し控訴審詳報◆Vol.4 2018/5/21

原審を踏襲、時間外手当は「年俸に含む」-一審~差戻し控訴審詳報◆Vol.3 2018/5/18