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医科歯科、東大、京大の「三強」不変、2016年度中間マッチング

レポート 2016年9月23日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

2016年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」の結果が9月23日に公表された。防衛医科大学と今年4月に医学部を新設した東北医科薬科大学を除く、全国79の大学病院本院を「1位希望」として登録した人数でランキングすると、1位東京医科歯科大学、2位東京大学、3位京都大学で、2015年度の「中間公表」と全く変わらなかった(2015年度のデータは、『不動の医科歯科、東大人気、2015年度中間マッチング』を参照)。 中間公表の時点で、定員数に対する「1位希望人数」の割合(定員充足率)が100%を超えたのは、2015年度は4大学だったが、2016年度は3大学。昨年に続き、5位の大阪医科大学(120.0%)、6位の順天堂大学(111.3%)の2大学のほか、14位の昭和大学(107.7%)も100%を超えた。 上位20位の中で、2015年度と比べて、大幅に順位を上げたのは、奈良県立医科大学(16位⇒8位)、東京女子医科大学(48位⇒12位)、昭和大学(39位⇒14位)、自治医科大学(34位⇒14位)、香川大学(30位⇒17位)、宮崎大学(39位⇒17位)など。 一方、下位を見ると、山口大学、弘前大学、...