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横倉日医会長、次期世界医師会会長に決定

レポート 2016年10月22日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長の横倉義武氏は10月22日、台湾台北市で開かれた世界医師会(World Medical Association;WMA)で、次期の世界医師会会長に就任することが決定した。任期は2017年10月に米国・シカゴで開催される年次総会から1年。日医会長がWMAの会長に就任するのは、1975年の武見太郎氏(第29代)、2000年の坪井栄孝氏(第52代)に続いて、3人目。 横倉氏のほか、クロアチア、ナイジェリアからの代表、計3人の選挙の結果、横倉氏が選ばれた。横倉氏は1944年生まれの72歳。2012年4月に日本医師会会長に就任、現在3期目。 WMAは1947年に発足、日本医師会は1951年から加盟した。現在は112カ国・地域の医師会が加盟、NGOの国際的な連合体として、医の倫理や社会医学に関連するテーマを協議するのが主な役割。1948年の「ジュネーブ宣言」、1975年の「ヘルシンキ宣言」などの医学研究の倫理指針、患者の権利に関する1981年の「リスボン宣言」などの採択が知られる。 【横倉義武氏のプロフィール】 1944年8月 福岡県生まれ 1969年3月 久留米大学医学部卒業、4月...