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「へき地勤務、給与2倍に」「市場原理で競争」

レポート 2016年11月6日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

Q:医師偏在対策として、「インセンティブ」となる有効な方法、あるいは規制的な手法についてご意見があれば自由にお書きください。 ◆調査結果はこちら ⇒ 医師の偏在解消、有効な施策は? ◆不足地域・診療科勤務の待遇手厚く ・医師不足地域で勤務する立場からの意見です。義務的に配置された医師は、勤務意欲が損なわれます。それよりも医師不足病院に赴任したいと希望するような給与を設定することが肝要です。そのためには医師過剰地域と医師不足地域で医療費に差を設けるのがいい。無理やり赴任させても、モチベーションは低下する。【勤務医】 ・人口によって保険点数の100%未満や、100%以上の支払いを作る。都市部では一人当たりの患者収入が減り、必然的に農村部に資金が流れ、そこに人が流れる。あるいは地域医療の研修義務化とそれに対する補助金交付。【勤務医】 ・科目間、地域間で均一な給与体制の見直し。例えば、小児科・外科・産婦人科は、内科の2倍の給与など。需要と供給の自由バランスが働いていないのが原因。【勤務医】 ・勤務医と開業医の収入を逆転して、勤務医を優遇する。殊に医師不足地域の勤務医(救急医療&急性期入院を扱う...