1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「内部犯行は防ぐ手立てない」「対策には補助金が必要」

「内部犯行は防ぐ手立てない」「対策には補助金が必要」

レポート 2016年12月3日 (土)  m3.com編集部

Q5:薬品管理についてご意見がありましたらご記入ください。 調査記事はこちら→薬品の無断持ち出し、26%が「容易に可能」 ・米国のように、薬剤師の責任、看護師の責任、医師の責任など、責任の所在を具体化すべき。日本では病院長など病院管理部に責任の所在を押し付ける傾向がある。【勤務医】 ・夜間は看護師の人数も少なく、誰かがずっと薬剤を監視しておくということは無理。職員を疑うために監視カメラをつけることが現実的かどうか不明だが。 監視カメラをつけて点滴を扱う時は必ず監視カメラで映る場所でやるとか、1人では触らないとか決まりを作っても、死角があれば同じことが起きないとは限らない。【看護師】 ・当院は、病棟や検査室にストック薬があるため、チェックの時間を過ぎれば、医師・看護師・薬剤師・放射線技師であればいつでも薬の持ち出しはできる環境である。また、病棟に保管する各患者の点滴類は、持ち運びをするのに一般の方も通られる廊下やエレベーターを通るため、盗難や混注ができるチャンスはあると思う。【看護師】 ・そもそも自施設の医療関係者が内部からそうした行動をした場合に、防ぐ手立ては無いと思います。カメラなど...