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「中間的な議論の整理」、12月22日に予定

レポート 2016年12月5日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」(座長:渋谷健司・東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教室教授)は12月5日の第5回会議で、今年末に向けた「中間的な議論の整理」に向けた検討を行った。今年内に19日と22日の2回の会議を予定している。「中間的な議論の整理」は、目指すべき方向性の提示にとどまるのか、具体的な政策まで踏み込むかなどは未定。第5回会議では、医師養成数も議論になり、定員増か否かは賛否が分かれた(資料は、厚労省のホームページ)。 同ビジョン検討会は、過去4回の会議で、自由討議と構成員のプレゼンテーションを行っている(『「労働時間の基準設定」、NP・PA活用で働き方改革』などを参照)。第5回会議では、構成員の一人である、地域医療機能推進機構理事長の尾身茂氏が、NPO法人「全世代」の医師の偏在対策についての提案を説明(『「医師不足地域での勤務」、保険医療機関の責任者の条件』を参照)。 同ビジョン検討会は非公開であり、会議後にブリーフィングした厚労省事務局によると、これらを基にした議論になった一つが、医師養成数の問題。「9-5時」のマイ...