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「優れた指導者」は大都市部に多い?◆Vol.4

レポート 2016年12月20日 (火)  高橋直純、玉嶋謙一(m3.com編集部)

[初回はこちら] Q 研修先として希望を提出された病院は、何を重視して選択されましたか?最も重視した項目を選択してください【複数選択】。 大都市部6都府県(東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県)とそれ以外の地方で見ると、どちらも一番は「臨床研修後の進路やキャリアを考えて有利」で同じだった。 一方で、大都市部が多かったのが「臨床研修プログラムが充実」(8ポイント差)、「優れた指導者がいる」(6ポイント差)だった。 出身大学と研修先病院の所在地の関係を見てみると、「地方⇒地方」が57%、「大都市部⇒大都市部」が21%、「地方⇒大都市部」が14%、「大都市部⇒地方」が8%だった。 移動パターンごとに見ていくと、「地方⇒大都市部」を選んだ者が、「臨床研修後の進路やキャリアを考えて有利」「優れた指導者がいる」「臨床研修プログラムが充実」を重視する傾向が見て取れた。 ■回答者の属性 マッチングを運営する医師臨床研修マッチング協議会の最終結果では、大都市部6都府県(東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県)を除く道県(地方)の内定者の割合は58%で、2004年度の新制度導入以降、...