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医師配置への「一定の強制力」、若手と50歳以上で認識に差◆Vol.17

医師調査 2017年1月9日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)

Q 診療科や地域による医師偏在を解消するため、行政や公的機関が「一定の強制力」を発揮する必要性について、どうお考えですか。 地域や診療科の偏在を解消するために、医師の配置に一定の強制力を行使することが必要か――。厚生労働省の「医師需給分科会」や「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」などでも、議論の俎上に上がるようになった。 50歳以上の医師では「必要」は8%、「ある程度必要」は43%で、計51%が必要性を感じていた。一方で、35歳以下の若手医師では「必要」が14%、「ある程度必要」が52%で、計66%に上り、より強く必要性を認識している。 50歳以上の開業医では「必要」「ある程度必要」は計42%、勤務医では同計57%だった。また、「分からない」という回答は35歳以下で4%、勤務医で5%だったのに対し、開業医は12%となった。 Q 60歳をすぎたら、半年~1年間、へき地・離島など、医師不足の地域に勤務と言われたら、赴任しますか。 60歳を過ぎたときに、「半年~1年間」と限定した場合の、へき地・離島などの医師不足地域での勤務の可能性について尋ねたところ、「給与...