m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|小説「朔風 ...>市から病院への改革宣言【連載小説「朔風」第19回】

市から病院への改革宣言【連載小説「朔風」第19回】

火曜日、金曜日に更新

2017年1月3日 久間十義(小説家)


[連載第1回はこちら]病院長が病院の管理責任者を降ろされ、ただの医療部門のトップになる。――それって要するに、経営は市、医療は大学医局、と二分されてきた棲み分けが崩れるということだ。バトラー病院が医師たちの手から行政の手に渡るということではないか?飯島は医療の質を云々し、伊藤事務長の専横を非難していたはずなのに、なんでこんなひどい事態に反発の声を挙げないのか?なぜ強く抗議しないのか?問いただした健太朗に、飯島は自らも得心出来ない部分があったのか、頬を紅潮させながら応えた。「言ったさ。院長に言うだ...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

小説「朔風 ―バトラー病院の午後―」に関する記事(一覧

「『病院をやめてしまえ!』というのは、どう考えても乱暴な意見でしょう」【連載小説「朔風」第... 2017/8/22

先生の仰るとおりまだ望みがあります【連載小説「朔風」第84回】 2017/8/18

「オマエを北斗医大の医局に迎え入れたいくらいだよ」【連載小説「朔風」第83回】 2017/8/15

事務方だけはそのまま既得権は死守という訳だ【連載小説「朔風」第82回】 2017/8/11

「おかしなことはしませんから」【連載小説「朔風」第81回】 2017/8/8

一緒にコンサルに会ってもらえないか【連載小説「朔風」第80回】 2017/8/4

「ただ念のためだよ。主治医の先生?」【連載小説「朔風」第79回】 2017/8/1

検査の結果をお知りになりたいそうです【連載小説「朔風」第78回】 2017/7/28

「院長の変調には気づいていた?」【連載小説「朔風」第77回】 2017/7/25

結美はわざと健太朗を刺激するところがある【連載小説「朔風」第76回】 2017/7/21

あなたのお部屋がどんな様子なのか興味があるし…【連載小説「朔風」第75回】 2017/7/18

ボクを引き込むために、いっしょに寝たのか【連載小説「朔風」第74回】 2017/7/14

「私たちは先生たちの味方です、と」【連載小説「朔風」第73回】 2017/7/11

何を言い出すんだろう【連載小説「朔風」第72回】 2017/7/7

それなりに人間関係は複雑なんですよ【連載小説「朔風」第71回】 2017/7/4

争点の一つは病院の扱いにある【連載小説「朔風」第70回】 2017/6/30

彼はちいさく高ぶっていた【連載小説「朔風」第69回】 2017/6/27

まだまだ希望はありますよ【連載小説「朔風」第68回】 2017/6/23

分派活動をしているらしい【連載小説「朔風」第67回】 2017/6/20

この娘との間では余計な会話が増えてしまう【連載小説「朔風」第66回】 2017/6/16