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市から病院への改革宣言【連載小説「朔風」第19回】

火曜日、金曜日に更新

2017年1月3日 久間十義(小説家)


[連載第1回はこちら]病院長が病院の管理責任者を降ろされ、ただの医療部門のトップになる。――それって要するに、経営は市、医療は大学医局、と二分されてきた棲み分けが崩れるということだ。バトラー病院が医師たちの手から行政の手に渡るということではないか?飯島は医療の質を云々し、伊藤事務長の専横を非難していたはずなのに、なんでこんなひどい事態に反発の声を挙げないのか?なぜ強く抗議しないのか?問いただした健太朗に、飯島は自らも得心出来ない部分があったのか、頬を紅潮させながら応えた。「言ったさ。院長に言うだ...

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