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「これは明瞭な『病院潰し』である」【連載小説「朔風」第20回】

火曜日、金曜日に更新

2017年1月6日 久間十義(小説家)


[連載第1回はこちら]北斗医大病院は富産別市議会でのバトラー病院予算案に関する紛糾を受けて、以下のように市側に通達してきた。《これは明瞭な「病院潰し」である。市がかかる貸付という予算措置で赤字を放置し続けるならば、早晩バトラー記念富産別市立病院が経営的に立ち行かなくなるのは、明らかである。バトラー病院は地域医療を担うという使命を持っているが、その使命は市の積極的な財政支援によって、全うされると考える。もし、市側がこの威嚇的な予算措置を変えないならば、北斗医科大学としては今後、医師の派遣を含めたバ...

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