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“事故調”支援団体の中央協議会、29団体で発足

レポート 2016年12月28日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会をはじめ、29団体で組織する「中央医療事故調査等支援団体等連絡協議会」(中央協議会)が発足、12月28日に第1回会議を開催した。会長には日医会長の横倉義武氏、副会長には、全日本病院協会会長の西澤寛俊氏と、全国医学部長病院長会議の「大学病院の医療事故対策委員会」委員長の有賀徹氏がそれぞれ選任された。 横倉会長は、医療事故調査制度においては、支援団体の活動が重要であるとし、「全国で1000近く指定されている。医療事故として報告するか否か、また院内調査を実施する際など、さまざまな場面で支援していくことが求められる。お互いの支援団体が共通の認識の下、連携していくことが必要。適宜開催して、各地域の取り組みが円滑に進むよう、連絡・協議を重ねていきたい」と抱負を語った。 中央協議会の一員である日本医学会の会長で、医療事故調査制度の第三者機関である医療事故調査・支援センターに指定されている日本医療安全調査機構の理事長を務める高久史麿氏も、「センターにとって支援団体の存在は重要であり、各都道府県の医師会などが支援団体になっているが、これらの調整役として中央協議会が発足したことは、センターにとっ...